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月別アーカイブ: 2021年1月

第3波到来・・!!この冬を元気で過ごすための養生法

「腎」の「温める力」と「潤す力」を補い、免疫力を高めよう!!

新型コロナウイルスの感染者が日増しに増え、第3波が到来しています・ 第1波・第2波のころに比べると、だいぶ新型コロナウイルスについてのこともわかってきていますが、油断は禁物。しっかり感染予防をしていきましょう。

特に持病をお持ちの方(免疫力が低下している方)はくれぐれもご注意ください。

さて、季節は冬です。冬は東洋医学では、「閉蔵の季節」といいます。蔵に収めて閉じる・・・つまり、「冬はエネルギーを貯えて、漏れ出ないように閉じておく」という意味になります。

冬という季節は、動物は冬眠をしたりしてエネルギーを消耗しすぎないようにじっと閉じこもっていますし、植物も枯れ落ちて春に備えて静かにおとなしくしています。

人間も同じように、冬はできるだけエネルギーを消耗しすぎないようにして、春に備えて温存しておきましょう、というのが東洋医学の教えになります。

ですので、冬はあまり活動的に動き回ってエネルギーを消耗するのは良くないんですね。ゆったりと、しっかり休んでエネルギーを充電しておくのが良い季節になります。

コロナ感染対策のためにも、不要不急の外出は控えた方がよいですね。

そして、冬は「腎」が弱りやすい季節です。

腎というのは、老化や成長に深くかかわる臓器ですので、腎が弱ると老化がすすみ、免疫力も低下します。

また、腎には「温める力」と「潤す力」があります。

実は、この「温める力」と「潤す力」が新型コロナの感染予防にも非常に大事なのです。

 

体を温めて、免疫力アップ! 体を潤わせて、防御力アップ!

体温が1℃下がると免疫力は30%低下すると言われています。ですので、免疫力が低下しないようにするには、体を温めることが大事なことです。

腎には床暖房のように、身体の底から身体全体を温めてくれる働きがありますので、腎が弱らないように腎を補うことが大事になります。

また、体に潤いがなくなると、粘膜が乾燥してウイルスの侵入を防御するバリア機能が弱まってしまいます

腎には、身体を潤してくれる働きもありますので、身体を潤すためにも腎を補うことが大事になります。

 

腎を補うために黒いものや鹹味のものを食べよう!

腎を補うためにおすすめの食べ物は、「黒いもの」や「鹹味のもの」(しおからい味、海から採れるようなもの)です。

まず黒いものとしては、黒豆、黒ゴマ、黒きくらげ、ひじき、わかめ、昆布、しいたけなどです。

鹹味のものとしては、カキ、サザエ、ハマグリ、ナマコ、エビなどです。冬はこういったものを日々のお食事に積極的にとり入れましょう。

 

体を温める作用のあるものや滋養する作用のあるものを食べよう!

冬は体を温める作用のある食べ物や滋養する作用のある食べ物も積極的に食べましょう。

例えば、クルミや栗などの種実類は体を温める作用もありますし、滋養する作用もあります。

それから、なんといってもニンニクです。

体を温めてくれて、滋養強壮の作用もある素晴らしい食品です。2年間熟成したニンニクを主成分とするレオピンは、ニンニクの刺激成分もなくなり効果も増強されていますので、安心して毎日しっかりとお飲みください。

さらにレオピンロイヤルは、腎を補う作用があるものや体を温める作用があるものが増強されていますので、特におすすめです。

あと、冬におすすめの食べ物としては、鍋や煮物やシチューなど、とろみのある煮込み料理です。

濃厚なとろーりとした料理は、体を滋養するために冬は特におすすめです。

化粧水に例えると、夏はサラッとしたものを使いますが、冬は乾燥した肌にしっかりと浸み込ませるためにもシットリとしたものを使いますね。それと同じように、お料理もとろーりとしたものをしっかり体に浸み込ませて滋養しましょう。

また、湯気が上がって身も心も温まるような料理もおすすめです。具体的なメニューとしては、黒豆のポタージュ、黒ごま和え、肉団子入り海鮮鍋、カキのシチュー、エビのクルミ和え、エビそぼろあん、などです。

それから、体を冷やす食べ物はできるだけ控えるようにしましょう。

冬でも冷たい飲み物とカアイスクリームとか生ものとか、ついつい飲んだり食べたりしてしまいますが、身体を冷やしてしまいます。できるだけ温かい物をとるようにしましょう。トマトやキュウリなど夏野菜や夏の果物なども体を冷やすものになりますので、そういったものばかりに偏らないようにしましょう。

冷やす食べ物をとった場合は、あとは温める食べ物をとるなどしてバランスをとりましょう。冷たいビールを飲むときは、おつまみや食べ物は温かい物にするなどして下さいね。

 

服装も冷えないように注意しましょう。

体には、襟元、脇の下、手首、ウエスト(おへそまわり)、股関節(足の付け根あたり)、膝の裏側、足首など、特に熱を逃しやすい場所があります。こういった場所を冷やさないようにすることで、熱が逃げなくなって温かくすることができます。

首回りが大きく開いた服、短い服、短いスカート、短いソックスなどの服装は熱が逃げ放題になってしまいますので、ご注意下さい。特に、首・手首・足首の「三首」はしっかり隠れるようにしましょう。

ウエスト、おへそまわりも冷やさないようにした方がよいので、ここがしっかり密着した服の方がよいですね。腹巻はとてもおすすめですよ。

 

日照時間が短い冬は、冬季うつに注意しましょう!

冬は日照時間が短いですし、寒くて部屋に閉じこもりがちになり、落ち込みやすく、うつ気味になりやすいです。

適度に体を動かして、日を浴びる時間を作ることも大事です。

コロナの感染対策のために、不要不急の外出を控え三密は避けたいですが、日を浴びて適度に体を動かす時間をつくるようにしましょう。心を元気にする天然薬もありますので、お気軽にご相談ください。