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冬は「腎」が弱りやすい季節です。
腎の弱りが老化を促進する~腎を強くするには?~
「腎」は、泌尿器系の腎臓の機能にかぎらず、生殖器系、ホルモン系、免疫系、造血系、水分代謝系などの機能を広く併せもつ、生命力の根源となる臓器であると考えます。
生命エネルギーをたくわえ、老化や寿命にかかわる最も大切な臓器なのです。
また、腎は骨、歯、脳、毛髪への栄養の供給と成長の促進もしており、耳、腰、生殖器、尿道とも非常に関連の深い臓器です。
ですので、腎の機能が弱ると、下記のような症状が起きやすくなります。
腎が弱ると起きやすい症状
・骨が弱くなる ・足、腰、膝が弱くなる
・夜中のトイレ ・おしっこの異常(前立腺、・膀胱炎など)
・白髪・抜け毛 ・視力低下
・耳鳴り・難聴 ・めまい、ふらつき
・インポテンツ ・婦人科疾患(月経異常、更年期障害など)
・不妊 ・手足の冷え
・低体温 ・免疫疾患
・腎臓病 ・むくみ
・寝れない ・不安感
・もの忘れ ・認知症
老化に伴って起こる症状が多いですね。腎が弱ると、老化が促進され、このような症状が起こってくるのです。
では、なぜ、腎は弱ってしまうのでしょうか?
まずは加齢です。
加齢とともに腎は弱くなります。これはどうしても避けられないことです。でも、腎の弱りを遅らせることはできます。
それから、過労や睡眠不足です。
無理をしすぎて働いていると、腎にたくわえているエネルギーを消耗しすぎてしまします。また、睡眠が不足していると、エネルギーを充分に回復させることができません。
過剰なストレスや恐怖によっても、腎は弱くなります。
薬(化学薬品)の飲みすぎや加工食品の食べ過ぎも腎を弱らせてしまいます。
これらの物質を解毒排泄するために腎はがんばって働き・ますので、腎に非常に負担がかかるのです。
さらに、夜にテレビやスマホやパソコンを見過ぎることも腎を弱らせます。
夜に光を見過ぎると、腎のエネルギーを消耗してしまうからです。
あと、大きな病気や手術をした後も腎は弱ります。
また季節的には、冬は腎が弱りやすい季節になります。
腎の衰えを防ぐ生活習慣とは?
腎の弱りを防ぐために・、生活習慣に気をつけましょう。
・過労に気をつけ、睡眠はしっかりとるようにしましょう。
無理をしすぎていると、腎のエネルギーを消耗します。
睡眠を充分にとっていないと、腎のエネルギーを充電することができません。
・薬(化学薬品)の飲みすぎ、加工食品の食べ過ぎに注意しましょう。
薬(化学薬品)をたくさん飲んでいると、腎は解毒排泄するために一生懸命働きますので、とても負担がかかります。
加工食品、添加物や農薬まみれの食品も同じです。腎は解毒排泄を頑張らないといけないので、とても負担がかかります。
・夜にテレビやスマホやパソコンを見過ぎないようにしましょう。
夜は「陰」の時間です。光を見過ぎていると、腎のエネルギーを消耗します。夜は光を見ずに、ゆったりと静かに就寝につくことが大事です。
・過剰なストレスを避け、ワクワク楽しく過ごしましょう。
過剰なストレスは、副腎にとても負担がかかります。
また、恐怖や不安を感じることは腎のエネルギーを非常に消耗します。
ワクワク楽しく、明るい気分で過ごすことが肝心です。
・体を冷やさないようにしましょう。
体を冷やすと、腎の温めるエネルギー(腎陽)が弱ってしまいます。
暖房やカイロなどで、体の外側から温めることも大事ですが、外側から温めてばかりいると、体表を開いてしまって、かえって内側の熱を逃してしまうことになります。
ですから、暖房やカイロに頼り過ぎるのも実はよくないのです。
気をつけていただきたいのが、冷たい飲食物です。
冷たい飲食物は内側の熱を奪ってしまいます。できるだけ温かい飲食物をとりましょう。
また、トマトやキュウリなど夏野菜は体を冷やす性質を持っています。本来は夏に食べるものです。
やはり旬のものを食べることが一番です。
・黒い食べもの、しおからい食べものを良く食べましょう。
腎を守るためにおすすめの食べものは、「黒いもの」と「鹹味のもの」です。
まず、黒いものとしては、
黒豆、黒ごま、黒きくらげ、シイタケ、ひじき、わかめ、昆布などです。
鹹味のものというのは、しおからい味のものです。
しおからいと言っても、食塩(精製塩)ではなく、海でとれるようなものなど、自然のしおからさのものです。
カキ、サザエ、ハマグリ、ナマコ、エビなどです。
塩は、精製塩ではなく、自然塩がおすすめです。
また、山芋などは腎にもよくて胃腸にもいいので、非常におすすめです。クルミや栗などもいいですね。
いまからでも遅くない!今すぐ補腎を始めましょう!!