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日別アーカイブ: 2019年11月21日

鼻、のど、咳などの不調が起こらないようにするためには?

秋に体の中で特に頑張る内臓は「肺」です。

 

肺は乾燥を嫌って潤いを好む臓器なのですが、秋は空気が乾燥してきますので、肺も乾燥しやすくなります。肺を潤わせるために、体は肺に余分な水分をたまらせます。鼻や喉の粘膜は弱っていると、粘膜に炎症がおこります。そして、炎症が続いていると、体は「炎」を消そうとして、肺にたまっている余分な水を集めてきます。粘膜に水が集まると、粘膜がむくんで腫れ上がったり、鼻水になったり、痰になったりするというわけなのです。

 

日本人は鼻が低かったり湿気の多い環境のため、90%の日本人の鼻が悪いといわれていますが、鼻の粘膜が弱って鼻に炎症が起こってしまっているケースが非常に多いのです。そして,鼻にできた炎症性の物質は、鼻からのど、のどから気管に降りて、鼻にできた炎症性物質は、鼻からのど、のどから気管へ降りて、それが咳のもとになるといわれています。咳の治療をしてもなかなか不調が治らない咳は、鼻に原因がある可能性が高いのです。

 

以上から、鼻、のど、咳などの不調が起こらないようにするためのポイントは、

鼻やのどの粘膜が弱らないようにすること

・肺が乾燥しないように潤わせること

・体に余分な水分をためすぎないこと   の3つになります。

 

日本人に鼻が悪い人が多いことの原因として、骨格の問題で鼻の通りが悪いこともありますが、一番大きいのは、日本人は胃腸が弱いというハンデがあるからです。実は、胃腸が弱ると鼻は弱くなります。(のどや皮膚も弱りやすいのです。)

 

鼻やのどや皮膚は、身体を外敵から守るというバリア機能を果しますが、鼻は身体の最初の入り口であり、鼻の粘膜にはカーペットのように線毛という毛がぎっしりと敷き詰められており、粘液を分泌して表面を覆い、外から侵入してきた異物(細菌、ウイルス、ホコリ、花粉など)をキャッチして侵入を防いでくれます。

 

でももし、鼻の軟膜が弱っていたら、異物の侵入を容易に防いでしまいます。異物が侵入すると、身体はそれらをやっつけよう、追い出そうとして攻撃します。その攻撃が「炎症反応」です。炎症が起こると熱をもったり腫れたりします。また、その「炎」を鎮めようとして、身体の中からが集められます。それが鼻水なのです。(のどであればであったり、皮膚であれば湿疹になります。)

 

では、なぜ鼻の粘膜(のどの粘膜、皮膚)は弱くなるのでしょうか?

 

そこに胃腸が大きくかかわっているのです。胃腸が弱いと、食べた物から栄養が充分に吸収されません。栄養が充分に吸収されていないと、粘膜に栄養が充分に届きません。栄養が充分に届けられなければ、粘膜は弱ってしますのです。

 

また、胃腸は、飲みすぎたらチャポチャポして働きが悪くなったり、冷たいものを飲みすぎるとお腹をこわします。胃腸は湿気や冷えに非常に弱い性質を持っているのです。

さらに、胃腸が弱っている時に水分をガブガブ飲んでいると、水分はちゃんと吸収されずに身体の中に余分な水分がどんどん溜まってしまいます。これが鼻や鼻粘膜がむくむもとになったりします。

(鼻だけでなく、足のむくみ、水太り、メニエル、膝の水、湿疹などのもとにもなります。これを漢方では水毒といいます)

 

鼻を良くするためには、胃腸を元気にして余分な水分が溜まらないようにすることと、栄養をしっかり吸収させて、血流を良くして血液が粘膜に栄養をしっかり届け、粘膜を丈夫にすることが一番大事ということになります。

 

鼻(のど、皮膚)を良くするためにおすすめの食べもの

★胃腸を丈夫にする食べもの・・さつまいも、かぼちゃ、枝豆、紫蘇、発酵食品、イモ類、豆類、米類

★余分な水分をさばく食べもの・・・ハトムギ、海藻、生姜、山芋、枝豆、オクラ、白菜、アスパラ、セロリ、小豆、黒豆

★血流を良くする食べもの・・・にんにく、黒きくらげ、玉ねぎ、セロリ

★粘膜に弱りを与えるような食べもの・・・白きくらげ、豆腐、ハチミツ、甘酒

★解毒作用のある食べもの・・・豆腐、生姜、味噌、ハトムギ

★免疫をアップする食べもの・・・キノコ類、ニンニク、米ぬか、味噌

 

鼻(のど、皮膚)を良くするために心がけたいこと

冷たいものをとりすぎない➪胃腸や身体が冷えてしまいます!

水分をとりすぎない➪とりすぎると体内に余分な水分がたまります!

甘いものをとりすぎない➪炎症やアレルギー反応が悪化します!

脂っこいもの(スナック菓子、揚げ物、肉類)をとりすぎない

★食べ過ぎ、飲みすぎに注意する➪老廃物や余分な水分が体に溜まります!

ファステイングをして、胃腸を休ませたり、溜め込んでいるものをリセットしたりするのも効果的

よく噛んでゆっくり食べること➪消化を良くして胃腸の負担を減らします!

★半身浴をする➪汗をかき余分な水分を排出し体を温めます!

 

これらの生活習慣を心がけることと、

胃腸や内臓を元気にして、血流を良くして粘膜を強化する基礎薬・レオピンや、粘膜をさらに増強させるカルシウム剤、余分な水分や膿を排出させたり、炎症をおさえたりする漢方薬が、鼻(のどや皮膚)の健康を保つのに役立てます。

鼻(のど、皮膚)だけを部分的に治療するのではなく、胃腸や内臓や血流など体全体から体質を改善していくのが漢方の力です。身体全体が元気で健やかになっていき、鼻(のど、皮膚)も良くなるのです。

 

鼻やのど、皮膚の症状でお悩みの方はお気軽にご相談下さい。

秋に体の中で特に頑張る内臓は「肺」です。

 

肺は乾燥を嫌って潤いを好む臓器なのですが、秋は空気が乾燥してきますので、肺も乾燥しやすくなります。肺を潤わせるために、体は肺に余分な水分をたまらせます。鼻や喉の粘膜は弱っていると、粘膜に炎症がおこります。そして、炎症が続いていると、体は「炎」を消そうとして、肺にたまっている余分な水を集めてきます。粘膜に水が集まると、粘膜がむくんで腫れ上がったり、鼻水になったり、痰になったりするというわけなのです。

 

日本人は鼻が低かったり湿気の多い環境のため、90%の日本人の鼻が悪いといわれていますが、鼻の粘膜が弱って鼻に炎症が起こってしまっているケースが非常に多いのです。そして,鼻にできた炎症性の物質は、鼻からのど、のどから気管に降りて、鼻にできた炎症性物質は、鼻からのど、のどから気管へ降りて、それが咳のもとになるといわれています。咳の治療をしてもなかなか不調が治らない咳は、鼻に原因がある可能性が高いのです。

 

以上から、鼻、のど、咳などの不調が起こらないようにするためのポイントは、

鼻やのどの粘膜が弱らないようにすること

・肺が乾燥しないように潤わせること

・体に余分な水分をためすぎないこと   の3つになります。

 

日本人に鼻が悪い人が多いことの原因として、骨格の問題で鼻の通りが悪いこともありますが、一番大きいのは、日本人は胃腸が弱いというハンデがあるからです。実は、胃腸が弱ると鼻は弱くなります。(のどや皮膚も弱りやすいのです。)

 

鼻やのどや皮膚は、身体を外敵から守るというバリア機能を果しますが、鼻は身体の最初の入り口であり、鼻の粘膜にはカーペットのように線毛という毛がぎっしりと敷き詰められており、粘液を分泌して表面を覆い、外から侵入してきた異物(細菌、ウイルス、ホコリ、花粉など)をキャッチして侵入を防いでくれます。

 

でももし、鼻の軟膜が弱っていたら、異物の侵入を容易に防いでしまいます。異物が侵入すると、身体はそれらをやっつけよう、追い出そうとして攻撃します。その攻撃が「炎症反応」です。炎症が起こると熱をもったり腫れたりします。また、その「炎」を鎮めようとして、身体の中からが集められます。それが鼻水なのです。(のどであればであったり、皮膚であれば湿疹になります。)

 

では、なぜ鼻の粘膜(のどの粘膜、皮膚)は弱くなるのでしょうか?

 

そこに胃腸が大きくかかわっているのです。胃腸が弱いと、食べた物から栄養が充分に吸収されません。栄養が充分に吸収されていないと、粘膜に栄養が充分に届きません。栄養が充分に届けられなければ、粘膜は弱ってしますのです。

 

また、胃腸は、飲みすぎたらチャポチャポして働きが悪くなったり、冷たいものを飲みすぎるとお腹をこわします。胃腸は湿気や冷えに非常に弱い性質を持っているのです。

さらに、胃腸が弱っている時に水分をガブガブ飲んでいると、水分はちゃんと吸収されずに身体の中に余分な水分がどんどん溜まってしまいます。これが鼻や鼻粘膜がむくむもとになったりします。

(鼻だけでなく、足のむくみ、水太り、メニエル、膝の水、湿疹などのもとにもなります。これを漢方では水毒といいます)

 

鼻を良くするためには、胃腸を元気にして余分な水分が溜まらないようにすることと、栄養をしっかり吸収させて、血流を良くして血液が粘膜に栄養をしっかり届け、粘膜を丈夫にすることが一番大事ということになります。

 

鼻(のど、皮膚)を良くするためにおすすめの食べもの

★胃腸を丈夫にする食べもの・・さつまいも、かぼちゃ、枝豆、紫蘇、発酵食品、イモ類、豆類、米類

★余分な水分をさばく食べもの・・・ハトムギ、海藻、生姜、山芋、枝豆、オクラ、白菜、アスパラ、セロリ、小豆、黒豆

★血流を良くする食べもの・・・にんにく、黒きくらげ、玉ねぎ、セロリ

★粘膜に弱りを与えるような食べもの・・・白きくらげ、豆腐、ハチミツ、甘酒

★解毒作用のある食べもの・・・豆腐、生姜、味噌、ハトムギ

★免疫をアップする食べもの・・・キノコ類、ニンニク、米ぬか、味噌

 

鼻(のど、皮膚)を良くするために心がけたいこと

冷たいものをとりすぎない➪胃腸や身体が冷えてしまいます!

水分をとりすぎない➪とりすぎると体内に余分な水分がたまります!

甘いものをとりすぎない➪炎症やアレルギー反応が悪化します!

脂っこいもの(スナック菓子、揚げ物、肉類)をとりすぎない

★食べ過ぎ、飲みすぎに注意する➪老廃物や余分な水分が体に溜まります!

ファステイングをして、胃腸を休ませたり、溜め込んでいるものをリセットしたりするのも効果的

よく噛んでゆっくり食べること➪消化を良くして胃腸の負担を減らします!

★半身浴をする➪汗をかき余分な水分を排出し体を温めます!

 

これらの生活習慣を心がけることと、

胃腸や内臓を元気にして、血流を良くして粘膜を強化する基礎薬・レオピンや、粘膜をさらに増強させるカルシウム剤、余分な水分や膿を排出させたり、炎症をおさえたりする漢方薬が、鼻(のどや皮膚)の健康を保つのに役立てます。

鼻(のど、皮膚)だけを部分的に治療するのではなく、胃腸や内臓や血流など体全体から体質を改善していくのが漢方の力です。身体全体が元気で健やかになっていき、鼻(のど、皮膚)も良くなるのです。

 

鼻やのど、皮膚の症状でお悩みの方はお気軽にご相談下さい。