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胃腸病の養生法

胃腸は食物を消化吸収する大切なところで、その働きが弱り栄養分を摂れなくなると、ほかの臓器にも障害が起こり、他の病気も誘発します。

また、貧血や血液循環の悪い人は、胃腸に充分な血液が送られないため、その働きが悪くなり、炎症を起こしたりもします。

神経の疲労は、ホルモン分泌を乱し、胃腸を働かせる自律神経を狂わせて胃腸の運動や消化液の分泌も異常にします。胃腸を丈夫にして健康を保つには、もちろん食養生、規則正しい生活、適度の運動も必要です。

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【商品説明】

●胃腸病でお困りの方に
胃腸は食物を消化吸収する大切なところで、その働きが弱り栄養分を摂れなくなると、ほかの臓器にも障害が起こり、他の病気も誘発します。また、貧血や血液循環の悪い人は、胃腸に充分な血液が送られないため、その働きが悪くなり、炎症を起こしたりもします。
神経の疲労は、ホルモン分泌を乱し、胃腸を働かせる自律神経を狂わせて胃腸の運動や消化液の分泌も異常にします。胃腸を丈夫にして健康を保つには、もちろん食養生、規則正しい生活、適度の運動も必要です。
飲食物は量を少なく、消化しやすい、栄養価の高いものをバラエティ豊かにとるのが理想です。

●急性胃腸・腸炎
大人なら健康な人で一日くらい絶食し、その後流動食から徐々に半熟卵、牛乳にしていく、予防としては、すき腹に急に暴飲暴食したりしないとか、アルコールは消化の良い物と共にゆっくり飲むとか、酸の多い日は飲む前に牛乳を飲んでおく等、飲食物も控えて、胃をいたわるよう心がけましょう。

●慢性胃炎・腸炎
☆低酸型の胃炎を伴っている場合、食べて良いものは、ご飯、パン、うどんなどの炭水化物、少量の刺激物やスープ類は胃液分泌のためにもよく、生野菜や果物はあまり過敏にならなくともよいでしょう。
しかし、胃酸が低下しているので、脂肪や蛋白質は消化不良をおこしやすいので減らしてください。生もの(さしみなど)は、細菌の不安もあるので注意しましょう。

☆過酸型の胃炎を伴う場合は、おかゆ、焼いたパン、マカロニ、煮込みうどん、オートミール、くず湯、いも類のうらごし、野菜のうらごしや煮込んだものが炭水化物としてはよろしい。
蛋白質は、あっさりした白身魚、ひなどり肉、仔牛の肉、豆腐、湯葉、柔らかく煮た豆、半熟卵、牛乳などが良く、脂肪はバター、上質のゴマ油かオリーブ油で加熱しないものなどを薄味で調理してください。
食べて良くないものは、スープ類、濃い味のもの、刺激の強いもの、アルコール類、炭酸飲料、濃いお茶やコーヒー、タバコ、熱い又は冷たいもの、硬いもの、甘い菓子、生野菜、揚げ物などです。

●胃下垂・アトニー症
日頃から生活にゆとりをもって、イライラしないようにしましょう。食事もリラックスして充分時間をとり、睡眠もたっぷりとってください。食事は、栄養のある消化の良いものを腹八分目にし、刺激物や酸味の強いもの、アルコールなどは少量を摂り働きを活発にすると良いでしょう。野菜、果物はよろしいが、水分や炭酸飲料は避けたほうが賢明です。そして適度の運動、規則正しい生活を心がけて下さい。

●胃・十二指腸潰瘍
胃炎の過酸型の場合を参考にしてください。出血の時以外は、少量づつ回数多く食事をしましょう。また体温程度の牛乳を毎食間に飲んで極端に胃が空きすぎないようにしましょう。