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骨が弱るとこんなリスクが!!
骨折や背中が丸くなるなど心配です。特に骨折は運動能力が落ち、要介護や寝たきりになります。
また、骨密度が下がると骨が縮小しますが、顔の骨も例外でなく、たるみやしわの原因になります。
特に下あごの骨が縮小しやすく、口の周りに放射線状にシワができます。骨は見た目年齢も左右します。さらに、記憶力の低下、筋力の低下、免疫力の低下にも関係します。
年とともに減るカルシウム
40代を過ぎると急激にカルシウム量が減ります。女性に多いのは、骨の形成を促し骨の破壊を抑える働きをもつ女性ホルモンの分泌が、閉経を機に急激に減少し骨量も減少することです。できれば40代から骨が弱くならない様に予防に努めることが理想です。50代では転倒して骨折して気づく人も多く、その後は姿勢の悪さや身長が低くなります。60代になると背骨の圧迫骨折が急増します。これは1つ折れると2つ目の骨折も起こる可能性が倍増します。「骨折の連鎖」「ドミノ骨折」と呼びます。
40代から予防するのが理想ですが、60代以降では遅いのでしょうか?そんなことはなく、いくつになっても骨は丈夫にできます。骨は新陳代謝していて、正常なら5か月で生まれかわり、全身の骨が生まれかわるのは3年程度です。よい運動習慣、食生活、漢方やサプリを活用しましょう。
骨を丈夫にするためには?
① 骨に衝撃を与える運動をする!
骨に衝撃を与えると、骨量が増えます。骨センサーが骨への衝撃を感知して、骨を作るアクセル役のメッセージ物質を発します。ランニングや自転車運動をしている中年男性の骨量調査から、骨粗鬆症予備軍の人の割合が減少することが確認されています。そこまでできない場合にはウォーキングや次に紹介する「かかと落とし運動」をおすすめします、
1, まっすぐに立つ
足を揃えて立ち、手は自然にたらす。目線は前へ、脚は肩幅に開く。
2, つま先立ちになる
かかとを上げてつま先立ちになる。不安定な場合は、テーブルやイスにつかまっても良い。
3, ストンとかかとを落とす
足の力を抜き、かかとをストンと地面に落とす。かかとに少し響くような衝撃を感じる程度が良い。
② バランスの良い食事を心がける
骨づくりの鍵になる、カルシウム、ビタミンD、ビタミンK、マグネシウム、亜鉛、タンパク質などをバランスよくとりましょう。しかし食事だけでは十分にとれていない現状があります。とくにカルシウムはすべての年代において、実際の摂取量が推奨量を下回っています。食事でとれない栄養素を吸収の良い天然のカルシウム製剤などで補給しましょう。
③ 腎を強くしましょう!(補腎のすすめ)
東洋医学では、「腎」は骨と密接に関係しています。腎臓でビタミンDが活性化されることで、腸からのカルシウムの吸収が促進され骨が強くなります。漢方でいうところの骨を強くする「補腎薬」、例えばロクジョウ、イカリソウ、トシシなどがおすすめです。また骨密度の低下を防ぐ作用のある熟成ニンニク抽出液も含む“レオピンロイヤル”などもおすすめです。カルシウムなどの栄養素は胃腸から吸収されますが、それを元気にする働きもあります。
実は骨から若返り物質が出ています!
骨の役割は体を支えるだけではなく、全身の臓器に若さを呼び起こすメッセージ物質を送ります。
一見無口に思える「骨」が人体のネットワークを通じ、脳や筋肉など全身の臓器にメッセージを送り続けています。そのメッセージが途絶えると、老化現象も加速するそうです。高齢者の4~5人に一人が、大腿骨の骨折をきっかけに、1年以内に命を落とすというデータも出ています。
骨から出るメッセージ物質
オステオカルシン
・記憶力をアップします。
・精力をアップします。
・筋力をアップします。
オステオポンチン
・骨髄にある造血幹細胞を増やします。
・造血幹細胞が免疫細胞、赤血球、血小板に成長します。
人生百年時代!骨を守って元気で若々しく過ごしましょう!
骨密度測定会を11月24日(水)、25日 (木)に実施します!!
ぜひご自分の骨の状態を確認してみてください!!