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●爪もみで免疫力アップ
誰でも簡単にできるものとして、「爪もみ」があります。
免疫力が低下する最大の原因は、自律神経のうちの交感神経が過度に緊張して、リンパ球が減少することにあります。爪の生え際には神経線維が密集しており、爪をもむことで自律神経の働きを副交感神経に導き、リンパ球をふやして免疫力を回復させる効果があるのです。
(爪もみのやり方)
両手の親指(肺などの呼吸器)、人差し指(胃腸などの消化器)、中指(耳などの神経症状)、小指(心臓、腎臓などの循環器)を10秒ずつ刺激します。
自分が気になる症状や病気に対応する指は20秒ずつ刺激します。
(新型肺炎対策としては、特に親指を20秒刺激しましょう)
※薬指は交感神経の緊張を招くので通常は避けて下さい。
1日2~3回を目安に続けましょう。
特に下半身の症状を改善したいときは、足の指も一緒にもむとより効果的です。
●食養生~手軽に簡単レシピ~
のど・鼻・口の乾燥が気になったら
★大根のおろし汁★
大根はのどの水分不足を潤し乾燥を緩和します。イガイガした喉や咳を和らげる作用もあります。
(作り方) 大根のおろし汁にお湯や生姜を少し入れて味をつける。
★梨のホットジュース★
のどの渇きや痛みを緩和します。のどと体に水分が補給されます。声がれにも良いです。
(作り方) 梨なら種類はなんでもOKです。すりおろし、温めて飲みます。
★ショウガと長ネギ(白茎部)のスープ★
ショウガとネギに含まれる辛み成分が体を温めて、背中からの軽い発汗を促します。少し汗をかくことでパンパンに緊張した筋肉が緩み、体が楽になると同時に風邪からの回復を助けます。
(作り方) みじん切りのネギの白い部分とショウガのすりおろしを鍋で煮たてます。味噌や醤油で味を調えれば出来上がりです。
★くず湯★
初期の風邪によく使われる葛根湯の成分でも葛(くず)を使います。
(作り方) コップに葛粉末を小さじ一杯分入れ、少しの水で溶かします。よくかき混ぜながらお湯を注ぎます。ハチミツをお好み量入れて出来上がりです。
★シナモンティー、ジンジャーティー★
温かい紅茶と桂皮(シナモン)や生姜(ジンジャー)が体を温め、背中のゾクゾクを楽にします。桂皮や生姜の両方を入れると相乗的に体を温めます。
(作り方) シナモンティーは桂皮(シナモン)を、ジンジャーティーは生姜(ジンジャー)を紅茶に入れます。熱いお湯または牛乳を紅茶でいれ、カップに桂皮ひとかけら、生姜は薄いスライスを入れます。紅茶を注ぎ2,3分待つと出来上がります。