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猛威をふるうコロナウィルスには、体の中から予防をしましょう!!続編
感染しないための対策は?
●手洗い・うがいは効果的?
咳エチケットや手洗いなど一般的な衛生対策を心掛けてください。
なお、外出先から戻ってきた際、手洗い・うがいなども効果的ですが、髪の毛や顔にウィルスが付着していることも多く、特に女性は化粧品の油分でウィルスが付着しやすいということも言われています。
そこで、手洗い・うがいよりもまずはお風呂に入って体に付着した汚れを流すほうが効果的であるとされています。
●アルコール消毒は効果的?
インフルエンザウィルスとは異なり、アルコール除菌が効果的とされており、アルコール除菌シートを使用するといいと言われています。ただし、除菌スプレーを使用するとウィルスが空気中に舞ってしまう可能性があり、シートタイプでテーブルなどを拭くことをおすすめします。
さらに、除菌シートで手を拭き過ぎてしまうと、皮膚を傷つけてしまう可能性があり傷がつくとウィルスの繁殖につながり、逆効果となってしまうので、注意が必要となります。
●マスクに予防効果はない?!
実は、マスクには予防効果は期待できません。新型コロナウィルスの大きさは0.1umで、一般的なマスクの目の大きさは5umです。容易に侵入できます。
マスクの本来の役割は、のどや鼻の乾燥を防ぐことや人に感染させないようにすることです。咳やくしゃみなどで飛沫をまき散らして他の人に感染させることを防ぐ効果はあります。
●他に効果的な対策はないのか?
手など皮膚の消毒を行う場合は、消毒用アルコール(70%)を、物の表面の消毒には次亜塩素酸ナトリウム(0.1%)が有効であることが分かっています。次亜塩素酸水は、ノロウィルスやインフルエンザウィルスの不活化に高い効果を示します。ウィルスが付着した場所にスプレーで噴霧し、時間を空けて拭き取ることで対策を行うことはもちろん、衣服や食器などを次亜塩素酸水に浸けてウィルスを不活化することもできます。
一番大事なのは、あなたに備わっている「免疫力」
私たちの体には、外敵から身を守る「免疫機能」がもともと備わっています。その「免疫力」を高めることが一番の予防になります。
高齢者や持病のある人は、免疫力が低下しているため、やはり感染しやすくなります。若い人は持病のない人でも、疲れがたまっている人、睡眠不足の人、食生活が良くない人などはやはり免疫力は低下していますので、注意が必要です。
●質の良い睡眠をとりましょう
快眠は大事です。たとえ心労があっても眠れなくても、体を横にして休めているだけでも、免疫力は高まると言われています。
●無理のない適度な運動を心がけましょう。
ウォーキングやジョギングなどの軽めの有酸素運動の継続が免疫力を高めます。
体内にウィルスが侵入してきたときに戦う免疫細胞(特にNK細胞)が、運動することによってより活発に働くようになるからです。
●笑うことで免疫力アップ
笑うと免疫力が高まることは医学的に証明されています。笑うと、免疫細胞であるNK細胞が活性化されるのです。
しかも、作り笑顔の場合でも、NK細胞は活性化されることが確認されています。たとえ、作り笑顔であっても、笑顔を心がけましょう。
よく笑い、笑顔でいる方が断然お得なのです。
●体を温めましょう
体温が1℃下がると免疫力は約30%低下すると言われています。
逆に体温が上がると免疫力は高まります。
カゼを引いた時に熱が上がるのも、体温を上げて免疫力を高めようとする防衛反応なのです。
ですので、できるだけ体を冷やさないようにしましょう。
冷たい飲食物を控えめに。冷蔵庫で冷やしていた飲み物は、常温以上、できれば体温以上に温めて飲むことがおすすめです。アイスや牛乳、ヨーグルト、夏野菜なども体を冷やしますので食べ過ぎないように注意しましょう。